最初の一筆で印象は決まる
再就職をする場合には、就職一般に共通の応募書類である履歴書と、前職の業務経験などを記した職務経歴書が必要となります。まず履歴書ですが、採用担当者がまず見るのは、写真です。まずここで第一印象が決まります。柔和な表情をそれとなく感じさせるものであれば印象がよいでしょう。履歴書には、応募者の基本情報が記載されます。生年月日などのプロフィール、保有資格学歴、職歴などです。履歴書には記載事項に微妙な違いがありますが、この内容だけで即採用が決定されることは少ないでしょう。次に、職務経歴書です。初めて就職する場合にはない書類なので、再就職の場合にはこれが採用に大きく響いてきます。職務経歴書とは、業務経験や自分の持っているスキルなどを説明するものです。いわば紙上のプレゼンといった方がわかりやすいかもしれません。しかし、履歴書の書かれている内容を単に詳しく記せばよいというものではありません。簡潔明瞭に、かつ、相手が自分の業務能力などに興味を持ってくれるような書き方をすることが大切です。ただし、個人的に書いた内容を客観的に評価するのは難しいものです。また、周囲の人に、その書き方や内容を見せても、賛否両論があり、客観的に自己評価をつけるのはやはり難しいものです。そこで、転職サイトを利用するとよいでしょう。特に人材紹介会社に比べ、利便性では、転職サイトに一日の長があります。